見ても何にもためにならない写真日記だよ


by toushirouEX
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

雉も鳴かずば・・・

e0132718_113016.jpg



3月も後半になり日の出の時刻もずいぶん早くなってきた。僕の朝の散歩道は自宅裏を流れる川の堤防伝いに2つの橋の間をぐるっと回ってくる約6キロのコースなのだが冬から春に季節が変わり河川敷の様子もだいぶ変わって来ている。
 
 冬の間ここを塒にしていた川鵜や鷺がいつの間にか姿を消してしまった一方ここのところやけにキジの声があちこちから聞こえる。

 僕が子供の頃は、コジュケイの声はよく聞いたのだがキジなどほとんどいなかったはずだ。ところが最近はその勢力が大きく変化しているようで逆にコジュケイの声を聞くことは稀になってしまった。

 河川敷は竹や萱がうっそうと生い茂っており人は容易に中に入ることができず周辺には住宅があるため禁猟区に指定されているのでそういった動物にとってはうってつけの聖域になるのだろう。聞いた話によれば最近はどこからやってきたのか鹿の姿を見かけることもあるという。

 キジは「ケーン、ケーン」と鳴くといわれるが実際僕の耳で聞いてみると決してそういう風には聞こえない。それではどんなだと聞かれると表現に窮してしまうのだが・・

 風邪をひいてハスキーになった雄鶏の時の声というか・・錆びついた鉄の扉が無理やり開かれた時の軋み音というか・・森進一さんのファセットとでもいうか・・なかなか表現が難しい特徴のある鳴き声である。

e0132718_11305381.jpg



 そんなキジたちが朝方あちこちで鳴き出すだけではなく河川敷の畑にまで姿を見せている。その姿はご存じのとおり美しい緑色で顔に鮮やかな赤のワンポイントのある美しい鳥であるのだが僕はなぜかその姿を見ると「綺麗だ」という以前に「食べてみたい!」という衝動にかられてしまう。

 キジは昔から猟の対象になっている鳥であるのできっと旨いのだろう(僕は食べたことがないが)。行きつけの飲み屋のおやじに言わせるとやっぱり『キジ鍋』がうまいという。
 「キジも鳴かずば撃たれまい」という言葉があるが本当に彼ら(鳴いているのは雄ばかりのようだ)はよく鳴く。鳴かなけりゃいいのに朝になるとなんだか鳴きたくなっちゃうんだろうね。
 それを見て撃つことのできない僕はその声を聞きつつ「ああ、食べてみたい食べてみたい」とつぶやきながら毎日歩している。

e0132718_11312547.jpg

[PR]
by toushirouEX | 2009-03-25 19:28 | お散歩もの